【健康経営】「末永く共に働いてもらいたい」株式会社難波江商店さま インタビュー

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【健康経営】「末永く共に働いてもらいたい」株式会社難波江商店さま インタビュー

難波江商店について

株式会社難波江商店は日本の鉄鋼産業の発展に貢献することを目指して創立された会社さまで、大正13年に創業され今年がちょうど100年目の節目となっています。  

 

社員の健康と幸福を会社の財産と考え「健康宣言」を掲げ、経済産業省が推進する「健康経営」の取り組みが特に優秀な中小企業「健康経営優良法人」にも2023年に認定された実績があります。

 

 宮崎県が独自に行っている健康長寿等知事表彰にも2023年に最優秀賞を受賞するなど、宮崎県内での健康経営の模範となる会社さまです。  

 

動画はこちら

 

 業務内容について

鋼材・非鉄金属販売

顧客のニーズに合わせて各種規格の鋼材を取り揃え、細やかな要望に対応  

鋼板加工

様々な鋼板加工を行う設備を完備し、以下のような加工技術を提供  

製鋼・非鉄原料事業部

鉄製品の回収を行い、分解、そしてリサイクルへの流れをつくり、中古鋼材の販売を常時実施  

工具販売

プロフェッショナル仕様の製品を取り扱い、ものづくりに使用される機械工具や周辺機器工具類の販売  

 

健康経営を始めたきっかけ

社員の健康問題

社員の病気や死亡といった健康問題が発生し、従業員の損失を痛感し、健康経営の必要性を感じた

理学療法士との出会い

リハビリ特化型のデイケアを立ち上げる中で、健康経営という概念を知り、自社の取り組みとして導入することを決めた  

 

健康経営の中で特に力を入れていること

体組成計による測定

社員全員の体組成を測定し、個々の健康状態を把握

データの見える化

体組成計のデータをはじめ、アクサ生命が実施する調査からデータを収集し、社員の健康状態を可視化

社員への健康アドバイス

体組成計の結果に基づいた個別アドバイスを理学療法士が実施

健康に関する取り組み

昼食時に千切りキャベツの野菜の提供や、スポーツに関する費用補助で、社員の健康増進に繋げている

 

今後の目標

 

健康経営の定着

健康経営が企業文化として根付き、社員の健康と企業の持続的な成長に繋がることを目指す

 

従業員と会社の相互理解

会社が従業員の健康のために取り組んでいることを従業員に理解してもらい、双方が協力して健康な職場づくりを進めていく  

 

これから健康経営に取り組まれる企業に対して

未来への投資と捉える

健康経営は短期的な成果ではなく、長期的な視点で取り組むべき  

 

根気強く続ける

周囲の理解を得たり、結果が出るまでには時間がかかるため、根気強く続けることが大切    

 

 

 インタビュー後は、工場内の見学までさせていただきました。  

 

工場内は夏場は温度上昇するだけでなく、仕事柄ガスを使って作業を行うことや、鉄を扱うため長袖の着用が必須など、他業種と比べても熱中症対策が必須となっています。  

 

難波江商店さまでは、現場で働く従業員の熱中症対策として以下の取り組みを実践されていました。

 

 

取り組み

  • 空調ベストの着用
  • アイスベストの着用(保冷剤ベスト)
  • 作業カ所に扇風機・スポットクーラーを配備
  • 工場内でのお茶の準備
  • 塩飴の常備
  • 15時に冷蔵庫のアイス1本OK